自主防災会と連携!防災講座x阿波踊りを実施しました

公開日 2024年08月14日

令和6年8月10日、中昭和町1・2丁目自主防災会と連携し、徳島市昭和町公園で『TOPIA防災講座』を実施しました。講座は、自主防災会が開催する“地域の防災行事への参加意識を高める阿波踊りイベント”の一環として行いました。

 

この2日前に起きた宮崎県沖の日向灘地震を受け、南海トラフ臨時情報(巨大地震注意)が発表されている中での開催となり、在住外国人から災害に対する関心が高まっていました。

 

防災講座には、徳島市在住を中心に、中国・アメリカ・ドイツ・インドネシア・ミャンマー・フィリピン・インド計7カ国から来たおよそ20名が参加しました。

 

TOPIAからはフリップを使ったりクイズをしたりして、臨時情報が発表されていることをはじめ、日本で起こりうる災害の種類、災害が起きたときの対応、避難場所、自主防災会についての説明などがなされました。

 

参加者は、「臨時情報を聞いて怖いと思った」「いつ地震が来てもおかしくないので日頃から準備をしておくことが大事」「阿波踊りを楽しみながら、地域の人と仲良くなりたい」といった感想が聞かれました。

 

中昭和町1・2丁目自主防災会は、地域の防災の取組はもちろん、地域の防災行事への参加意識を高めようと昭和町公園で季節ごとにイベントを開いたり、住民同士の交流を深め減災を促進したりする活動を展開しています。昨今、徳島で外国人が増えていることに着目し、外国人住民とも交流できる機会を作れないかとTOPIAに相談されました。

 

参加外国人は、阿波踊りを通じて地域住民と交流し、防災の意識を高めました。この機会を通じて、地域住民と外国人住民の双方へ“多文化共生”と“防災”の意識を醸成し、イベント後も地域の仲間としての関係性が続くことを期待しています。

 

TOPIAは地域の団体と連携し、多文化共生と防災の活動を展開していきます。