公開日 2026年04月02日
令和8年3月13日、「多文化共生社会を模索するセミナー・境界を越えた協働に向けて」を開催しました。
講師には、NPO法人多文化協働ネットワーク理事・事務局長の阿部一郎先生をお招きしました。参加者には、国際交流や地域日本語に関わる方の他、地域防災や消費者教育、また地域づくり活動に携わる方など、様々な立場の方が集まってくださいました。
まず基調講演では、「境界を越えてつながる声と人~多文化共生のプラットフォームを創ろう~」と題し、日本で増える外国人市民の概況や歴史的背景、また今日の多文化共生の課題など、参加者への問いかけを交えながら語られました。
ワークショップでは、多文化共生社会の実現に向けて個人・団体・地域それぞれの抱える問題・課題を出し、それらが複層的に関連していることを認識し、アイデアを実践につなげるストーリーに向けた話し合いを行いました。参加者からは、「日本人市民から外国人市民へ歩み寄る勇気。」、「自分の意識を変えていく。」「地域でのつながりが希薄な中、外国人市民も含めた横のつながりをつくっていく。」等の意見が出されました。
最後に講師より、「過疎化に直面している地方だからこそ、外国人市民も含めた多様な文化背景を持つ人や団体が、水平や斜めのネットワークを形成し、違いが響き合う『まちの文化』を創造することが大切。今日のワークショップは、プラットフォームの再現であり、参加者皆さんがコーディネーターになって、持続可能な多文化共生のまちづくりを進めてほしい。」とまとめのコメントがありました。
参加者のアンケートでは、「日本に暮らす外国人の方がどのような生活環境で、どのような歴史的社会的背景があるか理解できた。」、「横のつながりの大切さを感じた。」、「もっとネットワークを築きたい。」等の意見をいただきました。今回のセミナーを「多文化共生プラットフォーム」形成の一歩として、地域の皆様と連携した活動を展開していきます。


