公開日 2025年12月26日
2025年12月20日(土)、徳島県が実施する「とくしま農山漁村(ふるさと)応援し隊事業」で、美馬市穴吹町口山仕出原のふるさと団体「しでの会」の応援に行きました。
TOPIAでは毎年、本事業の「八朔の収穫作業」に参加させていただいています。今回は、在住外国人18名(中国、ベトナム、フィリピン、ネパール、日本)が参加しました。初めに「しでの会」の皆さんから、収穫の仕方や注意点の説明を受けた後、2班に分かれて、収穫作業を行いました。
収穫作業に入ると、参加者は初めて使う高枝切りばさみに悪戦苦闘。枝を切った後、地面に八朔を落とさないように、綺麗に実った八朔を傷つけないように。慎重になりながらも、もくもくと作業を続けました。また、収穫した八朔の運搬など、力のいる作業もありましたが、参加者は最後まで元気に楽しんで応援していました。
参加者からは「徳島ならではの貴重な経験ができた。」「元々農作業が好きだけど、日本に来て機会がなかったので、参加できてとても嬉しい。」「農家の方々や、他の参加団体との交流が楽しかった。」などの感想をいただきました。
TOPIAではこの事業を、地域との交流の機会とも位置づけています。外国人参加者は、地域の方と一緒に作業に取り組んだり、学習中の日本語を使って会話をしたり、貴重な体験ができたのではないでしょうか。地域の方にも、同じ徳島に住む外国人と交流することで、新たな発見や気づきがあれば幸いです。
「しでの会」の皆さん、今年も大変お世話になり、ありがとうございました。
