「阿南市外国人住民とつながる交流ひろば」を開催しました!

公開日 2024年06月13日

令和6年6月9日(日)、阿南市国際交流協会(AIA)・株式会社 Miraicleと共催で「阿南市 外国人住民とつながる交流ひろばを開催しました。

技能実習や就労・永住で阿南市に在住している外国人住民約50名、またこの活動を共に進めるために、高校生を含む阿南市在住の住民、またTOPIA「とくしま外国人支援ボランティア」の方々など約20名が参加しました。

今回のイベントの目的は、外国人住民と地域の日本人住民とがつながり、交流することです。阿南市国際交流協会より、地域日本語教室などでまだ出会っていない外国人への声がけが積極的に行われました。イベントでは、徳島県の「生活支援ネットワーク」構築支援事業を活用し、食品セットを配布するとともに、高松出入国在留管理局のご協力のもと、生活・仕事、また在留資格に関する相談会を実施しました。

会場「Nuun/CAFE and BAR NuuN」は、カフェと子育て支援スペースが共存し、地域の居場所づくりの機能を果たしています。和やかで落ち着く空間で、飲み物を飲みながら、「やさしい日本語」を使って仕事や普段の生活など様々なことについて会話をし、交流を深めました。外国人参加者は、普段なかなか地域の日本人と交流する機会がない人も多くいましたが、笑顔で日本人住民との会話を楽しんでいました。また参加された日本人住民も「ベトナム人とお話したのは、初めてでした。」、「年齢も近かったので、話しやすかったです。」、「色んな方々とお話できて、楽しかったです。また交流したいです。」など嬉しい声もいただきました。

今回のイベントを通して、外国人か否かを問わず、普段出会わない多世代・多分野の地域住民同士の交流を深めることができました。そしてこれをきっかけに、阿南市では国籍・言葉・組織・分野を超えた地域の交流や地域の防災力強化といった地域づくりに向けた展望が生まれています。

徳島県の在住外国人数は、約8,000名になりました(2023年12月末)。外国人・日本人住民が、国籍や言葉・文化の違いなどによる壁をつくらず、共に地域をつくる多文化共生の取り組みを徳島県国際交流協会(TOPIA)は推進していきます。