世界各国の人々と一緒に踊るあらそわ連

阿波おどり

徳島で、400年を超える歴史を持つと言われている、伝統的な民族舞踊です。起源については諸説あるようですが、最初から徳島城下固有の盆踊りとしてあったのではなく、 畿内で踊られていた風流踊りなど、さまざまな踊りが城下の踊りとして取り入れられ、城下の発展につれて、町衆に支えられ町衆とともに変化しながら現在の阿波おどりに発展したそうです。 盛んに踊られるようになったのは、徳島藩祖・蜂須賀家政が1586年に徳島入りした頃からといわれ、その後、藍商人が活躍し、年を重ねるごとに阿波おどりを豪華にしていったそうです。 (出典:阿波おどり会館ホームページ

今では、阿波おどりは徳島のみならず、日本を代表する伝統芸能として世界にも知られるようになってきています。

あらそわ連

あらそわ連は、徳島県が誇る伝統的な郷土芸能である阿波おどりを、世界各国の人々と一緒に踊ることにより、国籍、人種、宗教などに関わらず、 お互いに理解し合い、平和な世界をつくっていこうという願いを込めて、1981年に結成されました。
あらそわ連の名前の由来は、徳島の方言である「・・・れん」(・・・してはいけませんという意味)から来ています。 「あらそわれん」すなわち、「争ってはいけません」という意味で、阿波おどりのグループを意味する「連」とかけて、あらそわ連と名づけられました。
世界を見渡すと、現在も、様々な紛争が後を絶ちません。 いつの日か、全ての人々がお互いに理解し合い、この世界から戦争や紛争などの争いごとがなくなる日が来ることを願って踊っています。

あらそわ連の活動状況

あらそわ連の写真


令和5年8月14日 徳島市阿波おどりへ参加

あらそわ連宣言Arasowaren Declaration

「あらそわ連」は、今から38年前、「戦争や紛争など争いごとのない平和な世界をみんなでつくっていこう」との願いを込めて結成されました。

Arasowaren was formed 38 years ago with the hope that a peaceful world can be created without war, conflict, and fighting.

世界は、現在も、民族紛争や地域紛争など「争いごと」が絶えず、戦争やテロの脅威で溢れ、多くの犠牲者や難民が発生するという、憂慮すべき状況にあり、世界平和への期待は、より一層の高まりを見せています。

The world is currently in a state of ethnic and regional conflict, and is filled with war and threats of terror. With a concerning outbreak of victims and refugees, the necessity for world peace has never been greater.

世界平和の実現は、この地球に住む一人一人が、お互いを理解することから始まります。
「阿波おどりを通じ、人種や国籍、宗教の違いを超えて、世界平和という崇高な目的のために、お互いを理解しあう」という「あらそわ連」の設立の目的は、今まさに、その輝きを増しています。

The actualization of world peace starts with mutual understanding between each person on this earth. Arasowaren is making great strides in accomplishing its mission of overcoming differences in race, nationality, and religion for the greater purpose of achieving world peace through Awa Odori.

「世界は一つ、争われん!」と大きな声で「かけ声」を掛け合いながら、「争いごとのない世界の実現」に向け、阿波おどりの「平和の輪」を、世界に広げていくことを宣言します。

As we move towards the actualization of a world with no fighting, we declare to spread a harmonic circle of peace with Awa Odori to the world, as we cheer in a loud voice "Sekai wa hitotsu, Arasowaren"(Translation:Unite the world, Arasowaren).

平成30年8月14日 あらそわ連
August 14.2018 Arasowaren

浴衣・法被

地球をイメージした青い丸のロゴ、足下には躍動感や力強さをイメージさせる波の模様が描かれています。

あらそわ連実行委員会

あらそわ連の運営は実行委員会を中心に、運営ボランティアスタッフ、鳴り物ボランティアスタッフなど、多くのボランティアによって支えられています。 平成29年度からは、新たに有名連「のんき連」からも全面的にサポートをいただき、これからさらに前進できるよう活動していきたいと考えています。

あらそわ連実行委員会 役員・委員名簿

役職 氏名 所属・職業
1 会長 三好 誠治 公益財団法人徳島県国際交流協会 理事長
2 副会長 吉成 浩二 公益財団法人徳島県国際交流協会 副理事長
3 副会長 金 成海 国立大学法人徳島大学国際センター 教授
4 監事 岡田 徹 徳島県信用保証協会 常務理事
5 監事 山田 寛之 徳島県生活環境部生活環境政策課国際交流室 室長
6 会計
(事務局長兼務)
岩見 好敏 公益財団法人徳島県国際交流協会 常務理事兼事務局長
7 委員 井上 俊吾 徳島県協力隊を育てる会 会長
8 委員 大松谷 良平 株式会社徳島大正銀行県庁支店 支店長
9 委員 岡田 典子 岡田企画株式会社阿波観光ホテル 代表取締役
10 委員 川田 春夫 株式会社エフエムびざん 取締役企画営業部長
11 委員 酒井 吉彦 徳島県教育委員会高校教育課 課長
12 委員 中川 博 徳島商工会議所 事務局長
13 委員 中山 哲也 ケーブルテレビ徳島株式会社 取締役コンテンツ部長
14 委員 仁木 伸一 のんき連 副連長
15 委員 多川 哲 四国電力株式会社徳島支店 総務部長
16 委員 友滝 洋子 藍住町国際交流協会 会長
17 委員 廣瀬 和範 徳島ブラジル友好協会 会長
18 委員 松本 禎之 株式会社STNet徳島支店 支店長
19 委員 三好 一文 徳島市総務部 副部長兼総務課長
20 委員 森住 博 徳島市国際交流協会 会長
21 委員 山村 直史 独立行政法人国際協力機構四国センター 所長
22 委員 吉田 雅彦 株式会社阿波銀行県庁支店 支店長
23 委員 葭森 健介 徳島県日中友好協会 会長

(五十音順)

あらそわ連への参加について

あらそわ連の理念に賛同していただける方であれば、誰でも一緒に踊ることができます。 踊り子の募集につきましては、6月から7月頃にあらそわ連実行委員会事務局(公益財団法人徳島県国際交流協会)のホームページで募集をいたします。

参加費
一般:2,000円(国籍問わず)

加えまして、あらそわ連の理念にご賛同いただけるスポンサーを随時募集しております。協賛金やお手伝いスタッフの派遣など、 当該事業の実施に御協力いただける場合は、是非あらそわ連実行委員会事務局まで御連絡ください。

あらそわ連実行委員会事務局
(公益財団法人徳島県国際交流協会内)
〒770-0831 徳島市寺島本町西1-61 クレメントプラザ6F
TEL:088-656-3303 FAX:088-652-0616
開所時間:月曜日~日曜日 10:00~18:00

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